ついに来たか

ザ・カウンセラーズの練習は、週1回必ず行うことになっており、どこで誰が決めたわけでもなく、何年も前からの暗黙の了解みたいになっているので、これまでの定期練習での当日ドタキャンはなかった。
昨日もお決まりの定期練習であったが、お昼頃にメンバーの一人から「本日の練習は自粛します」というメールが届いた。
「本当に自粛するの？それともエイプリルフール？」と返信したところ「まじ自粛です。総合的判断で自粛します」と返事が返ってきた。
聞くところによると職場のほうでは、東京勤務だった職員が4月1日付けの人事異動で秋田に戻ってきたら、当分の間自宅待機を命ぜられたり、新採職員の入所式が延期となり、新採職員も自宅待機となっているそうだ。
そもそもわれわれがいつも練習で利用しているスタジオなるものは、小池都知事が訴えるコロナウイルスから避けなければならない「3つの密」の最たるところであり、他のメンバーと協議のうえ練習中止と決定し、今後の練習はしばらく様子を見ることとなった。
ザ・カウンセラーズ結成以来初めての定期練習の当日ドタキャンである。
これまで社会の流れなんかには目もくれず、自由気ままに自分たちの好きなバンド活動を行ってきたわけだが、そんなわれわれのところのついそこまで、憎き新型コロナウイルスが忍び寄ってきているような気がしてならない。
これからどうなるのか先行きが全く見えない。メンバーたちのモチベーションがどうなっていくかも心配だ。
でも、趣味で音楽活動をしているわれわれはまだいいけど、音楽を生業として在宅を余儀なくされているミュージシャンやイベント関係者、ライブハウス関係者の方々は、死活問題で本当に大変だと思う。
なんとか頑張って乗りきってほしい。